スウォッチの魅力はデザインですが、せっかくのおしゃれなバンドも傷みやすいのが残念なところ。久しぶりに使おうと思ったら、レザーバンドが思った以上にボロボロでした。
交換しようと思って探しましたが、スウォッチのラグ側の取り付け部分の形状が特殊なため、対応する商品が少なかったです。
また、メーカーや製造国が不明なものも多く、あまり信頼できる品質の製品がありません。
この記事では、スウォッチ用の革ベルトについて、一つ見つけた良いバンドを紹介します。
スウォッチのベルトサイズの測り方【付け替えるときはどこを測るのか】
スウォッチ 純正品
スウォッチ用の革ベルトは、Swatch® 公式ストアで購入できます。
革バンドも販売されており、しかも価格が意外と安いです。
しかし、やっぱり純正品はちょっと残念な品質。
あと1,000円を出せるなら、時計用ベルトメーカーのしっかりした品質の革バンドが選択肢に入ります。
モレラート(イタリア製)
モレラートの革ベルトは、イタリア製のレザーを使用した高級感のあるバンドです。ベルトの幅により次の2種類が販売されています。
- HILTON:ラグ幅 17mm(尾錠幅 18mm)
- SHERATON:ラグ幅 19mm(尾錠幅 20mm)
ラグや尾錠の付近までしっかり縫製されています。そのため、ボンドで接着して作られたバンドよりも断然、長持ちします。
また、尾錠幅も純正と同じ。だから、今まで使っていたバンドの純正の尾錠を移植できます。
スウォッチ用の革ベルトの注意点
社外品で多いのは、次のような欠点です。
- 縫製が甘い。ラグや尾錠の付近の表革折り返しをボンド接着している。
- 尾錠幅が純正品とちがうことがある。そのため、純正品の尾錠を取り付けできない。
モレラートは、表革の折り返し部分にまで縫製が丁寧に施されています。
尾錠の幅が純正と同じなのが優れています。
- ラグ取り付けの形状:スウォッチ用の切れ込みが入っている。
- 縫製:ラグや尾錠の付近までしっかり縫製されている。
- 尾錠:純正品と規格が同じ。純正の尾錠を取り付けできる。
リンク
モレラートは、1930年創業のイタリアの老舗の時計ベルトメーカーです。有名時計メーカーのベルトをOEMで供給しており、品質の信頼性は高いです。
他の時計ベルトメーカーからもスウォッチ用のベルトが出ています。しかし、ラグ側の精度が甘かったり、尾錠幅が純正と違ったり。
比較すると、モレラートがいかに高品質であるか、分かります。
まとめ
- スウォッチ用の革ベルトは、純正品は残念ながら傷みやすい。
- 純正品以外の革ベルトもあるが、メーカーや製造国が不明なものも多い。
- 純正ベルトの価格に1,000円も足せば、高品質な時計用革ベルトメーカーのものを買える。
- モレラートのHILTON(17mm)・SHERATON(19mm)は、縫製がよく、長持ちする。