メガネを選ぶときに、必ず出てくる顔の形とフレームの相性。
しかし、掛けたいフレームがあるのに、
「丸顔だからボストンはダメ!」
「面長だからウェリントンはダメ!」
とか言われると、メガネを選べなくなってしまいます。
実は、メガネは好きなフレームを選んで大丈夫です。大事なのはサイズ。服もちょうどよいサイズを選ぶように、メガネもちょうどよいサイズを選ぶと似合います。
掛けたいメガネを掛けるべき!
この記事では、メガネの選び方とサイズの見方を解説します。
メガネの選び方
メガネを選ぶときは、次の順にサイズを見て、顔と合わせていきます。
- メガネのサイズ
- フレームの縦のバランス
よく言われる、顔の形とフレームの相性。実は関係ありません。
丸顔にボストンでも大丈夫。面長にウェリントンでも大丈夫。
大事なのはサイズです。
自分に合うメガネのサイズさえ分かれば、好きな形のフレームを自由に選ぶことができるようになります。
メガネのサイズ
ウェリントンフレームの名作、MASUNAGA 光輝011 はテンプルの裏にサイズ表記がありました。
53□20-150
この表記は、次のようにサイズを示しています。
- 最初の53:レンズの幅(ミリメートル)
- 中央の20:ブリッジの幅(ミリメートル)
- 最後の150:テンプルの長さ(ミリメートル)
このサイズ表記は国際規格なので、どこの国で製造されたメガネでも、この表記でサイズがわかります。
ただ、サイズ表記がないメガネもあります。たとえば、白山眼鏡店のメガネにはサイズ表記はありません。
レンズの幅
顔の小さい方は、レンズの幅を小さくするとバランスが良くなります。
53□20-150
たとえば、MASUNAGA 光輝011 の場合は、レンズの幅が53mmでした。これは、やや大きめです。
近視のメガネは、レンズのせいで目が小さくなります。「目が小さくなるのがメガネの悩み…」という方も多いでしょう。
目が小さくならないように、錯覚を利用します。フレームの小さなメガネは、相対的に目を大きく見せます。
目が小さくなる悩みを解消するなら、フレームの小さなメガネを選ぶと良いです。
同じ目の大きさでも、フレームが大きいと目が小さく、フレームが小さいと目が大きく見えます。
ブリッジの幅
また、目の位置が近い方はブリッジの幅を狭く。目の位置が離れている方はブリッジの幅を広くすると、バランスが良くなります。
53□20-150
たとえば、MASUNAGA 光輝011 の場合は、ブリッジの幅が20mmでした。これは、標準的です。
目が離れ気味の方は、ブリッジの幅を広くするとバランスが良くなります。
フレームの縦のバランス
フレームの縦の長さは、顔の長さとのバランスを見て選ぶと良いです。
似合うメガネは、おおむねフレームの縦の長さが顔の長さに比例します。
面長の方は顔が長いので、フレームの縦が長い方がバランスが良くなります。
丸顔の方は顔が短いので、フレームの縦が短い方がバランスが良くなります。
自分に合うサイズを知る
自分に合うメガネのサイズを知るには、メガネ屋さんに行って掛けまくるのが一番よい方法です。
試しにいろいろなメガネを掛けていくと、「これだ!」というフレームに当たることがあります。
自分の顔によく似合うフレームが見つかったら、そのサイズを知ること。
サイズは、メガネのテンプル(つる)や、ブリッジの裏に書かれています。
自分に合うメガネのサイズがわかったら、フレームの縦の長さのバランスをみる。これがメガネの選びのコツです。
私の場合、自分に合うメガネは次のサイズです。
- 大きめのウェリントン:53□20-150
- 標準的なボストン:45□22-150
フレームの形によって、合うサイズは違っています。
しかし、これを知っておくだけで、たとえばネット上で見かけたメガネが自分に合うかどうか、おおよその見当が付きます。
まとめ
- メガネの選び方は、メガネのサイズ・フレームの縦のバランスで選ぶ。
- メガネのサイズは、レンズの幅□ブリッジの幅-テンプルの長さ。
- メガネのサイズが分かったら、フレームの縦のバランスを見る。
- 自分に合うメガネのサイズを知るには、メガネ屋さんで掛けまくるのが一番良い。