BOSE101MMをアンプごと天井ブラケットで吊り下げBluetooth化

BOSE101+BOSE1706+Bluetoothレシーバーステレオシステムの画像

BOSE101をBluetoothで聞けるようにできるのかな。

BOSE101をアンプごと天井吊り下げってできるのかな。

BOSE101MMは、現在でも人気の衰えない名スピーカーです。

「ながら聴き」しやすい音質なので、BGMを流すのにもぴったり。

我が家では、スマホやPCからブルートゥースで飛ばして音楽やRadikoを聴いています。

Bluetoothレシーバーのパワーは、アンプBOSE1706の背面から取るようにしています。

つまり、ステレオの電源はコード1本をコンセントに挿すだけ。

とてもシンプルなBluetoothステレオにできます。

この記事では、BOSE101MMをアンプごと天井吊り下げしてBluetooth化する方法を解説します。

BOSE101MMの販売は終わっています。後継機BOSE161については記事の後半に掲載しています。

パワーアンプBOSE1706

パワーアンプBOSE1706の背面のDC9Vアウトプットを示す画像
※BOSE1706の背面の黄色部分がDC9Vアウトプット

Bluetooth化する場合のパワーアンプには、BOSE1706を使います。

BOSE1706の背面にはDC9Vボルトのアウトプットが付いているからです。

このDCアウトプットからBluetoothのパワーを取ります。

こうすると、電源コードがたった1本のシンプルなステレオになります。

BOSE1706には、BOSE101MM専用回路(SPKR SELECT)が付いているので相性もバッチリ。

BOSE1706は販売を終了しているため、入手するには中古市場を探すことになります。

Bluetoothレシーバーのパワーを取る場合は、BOSE1706がおすすめです。

後継のBOSE1706ⅡにはDCアウトプットが付いていないのでご注意ください。

Bluetoothレシーバー


出典:Amazon

Bluetoothレシーバーはエレコム Bluetoothオーディオレシーバーを選びました。このレシーバーは、電源スイッチが無いところが優れています。

電源をパワーアンプのDC OUTPUTから取るようにすると、パワーアンプのON/OFFと連動してレシーバーもON/OFFにできるからです。

高音質コーデックAACに対応しているので音質は良いです。5年ほど使っていますが、故障も遅延も一切ありません。

Bluetooth電源用降圧回路

Bluetoothレシーバーのパワーを取るためには、USBの仕様である5Vボルトに降圧する必要があります。

降圧回路はキットが売られています。

BOSE1706 DC OUTPUT – 9V(※センターマイナス)

5.5/2.1mmDCプラグ(L型)付きケーブル(※センターマイナスに対応)

USB電源モジュール 9-18V→5V 1.5A(※9VからUSB5Vに降圧するキット)

microUSB充電ケーブル 12cm(※BluetoothレシーバーのmicroUSB入力に対応)

Bluetoothレシーバー

アンプ連結専用ネジ

BOSE1706とBOSE101を天井吊りするために連結する図
パワーアンプBOSE1706とスピーカーBOSE101MMの連結に用いる専用のボルトがあります。

このボルトは、新品のBOSE1706に同梱されている付属品です。

BOSE1706を中古品で探す場合は、このボルトが付属していることを確認します。

※ボルトについて、現在でも入手できるかBOSEに問い合わせましたが、残念ながら「供給は終わっている」との回答でした。

天井ブラケットBOSE CW-30

天井ブラケット(天井への取り付けに使う金具)は、BOSE純正のCW-30をおすすめします。

支柱が太く、可動部もかなり頑丈に作られているからです。

我が家ではこのブラケットを使って天井に取り付けています。

震度4程度の地震でも全然びくともしないです。

位置決め慎重に!重量5kg

  • BOSE 1706の重さ:2.7kg
  • BOSE 101mmの重さ:2.1kg
  • その他Bluetoothや降圧回路:0.2kg

アンプBOSE1706+スピーカーBOSE101MMの総重量はおよそ5.0kgにもなります。

5kgの米袋をぶら下げるのと同じです。

これを支えることのできる強度のある部分を選ばなければなりません。

天井吊り下げの場合は、天井裏の梁に十分な長さのネジでしっかり固定する必要があります。

落下事故にならないようにご注意ください。

間違っても天井の化粧板(石膏ボード)に吊り下げるようなことはしないでください。重さに耐えられずにネジが抜けてアンプ+スピーカーが落下します。

本記事を参考にして起こった事故・負傷についてその責めは負いません。自己責任でお願いいたします。

BOSE101MM後継機


出典:Amazon

BOSE101MMの後継機として、現在入手できるのはBOSE161になります。

ただ、Bluetoothは付いていないし、低音がいまいち…BOSEらしい強さを感じません。

BOSE 161をAmazonで見る

BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker II

BOSEらしく低音を強調した音質です。

  • 最大出力:15W
  • ワイヤレス連続再生:10時間
  • サイズ:5.9 × 18 × 5.1 cm
  • 重さ:670g

JBL FLIP5 Bluetoothスピーカー

JBLからも小型Bluetoothスピーカーが発売されています。FLIP5のほうが、音の輪郭がはっきりしています。

  • 最大出力:16W
  • ワイヤレス連続再生:12時間
  • サイズ:6.8 × 17.5 × 7cm
  • 重さ:515g