バイナリーオプション ツール 定番はハイローオーストラリア & MT4

バイナリーオプションで使う定番ツールは2つです。

  • ハイローオーストラリア:取引口座・操作画面そのもの
  • MT4(メタトレーダー4):値動きをリアルタイムで見るためのチャート

どちらも無料で利用できるものです。

「MT4で値動きを追いながら、ハイローオーストラリアで操作・購入する」という使い方になります。

これらのツールを有料で販売する業者がいますので、決して買わないようにご注意ください。繰り返しますが、無料で利用できるものです。

取引ツール:ハイローオーストラリア

長年の取引実績により信頼性が高く、バイナリーオプションの代名詞にもなっています。多くのトレーダーに利用されているのも安心材料です。

スマホ・タブレットのアプリや、パソコンのブラウザ(GoogleChrome、Firefox、IE、Edgeなど)で取引・操作できます。

「ハイローオーストラリア」と検索すると、紛らわしい広告ページがたくさん出てきてしまいます。ハイローオーストラリアの公式トップページは下の画像のようにシンプルであり、派手な画像や誘導ボタンなどはありません。公式風の偽ページにはご注意ください。

ハイローオーストラリアの公式ページ・取引画面の画像

新規口座開設から取引できる状態までの手順

  1. ハイローオーストラリアの公式ページから新規口座開設する
  2. 新規口座を作るにあたって、名前・住所・連絡先などを入力する。
    ※このとき、自分の銀行口座と同じ名義人を入力してください。入出金する場合に名義人が異なるとせっかく稼いでも出金できなくなる恐れがあります。
  3. 本人確認書類を提出する。
    ※案内に沿ってスマホから本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのどれか)をアップロードするのが早くて簡単です。
  4. 取引口座(イオン銀行の専用口座)に入金する。

入金した金額がハイローオーストラリアの画面右上「口座残高」に反映されれば、取引できる状態になります。

分析ツール:MT4(メタトレーダー4)

MT4は値動きをリアルタイムで見るためのチャートツールです。

ダウンロードしてパソコンで使用するのが一般的です。スマホやタブレット用のアプリも用意されています。

MT4を開発したロシアのMetaQuates社の公式ページでは現在、MT5しかダウンロードできません。MT5は普及が進んでいないためおすすめしません。本記事ではXM Trading社からMT4を導入する方法を例に説明します。

MT4の画面

ダウンロードから使用できる状態までの手順

  1. MT4をXM Tradingからダウンロードしてインストールする。
  2. 口座を開設する。(デモ口座も可)
  3. XM Tradingから送られたIDとパスワードでログインする。
  4. チャート分析できる状態を作る。

分析ツール:MT4 インジケーター

バイナリーオプションは「上がる」か「下がる」かの二択ですが、勝っては負けて、勝っては負けて…を繰り返しているとなかなか稼げません。

そこで、値動きを先読みするためにMT4のインジケーターを使います。

代表的なインジケーターには以下のようなものがあり、特長によって使い分けます。

インジケーター 特長
移動平均線 一定期間の値動きの平均値を結んで表した線。トレンド中はローソク足を下支えする様子が見られる。また移動平均線3本(短期・中期・長期)を使って、その並び方から値動きの転換を測ることができる。
MACD(マックディー) 一定期間の値動きから相場の偏りを表した線・ヒストグラム。シグナル線との交差をトレンド転換のサインとして見ることができる。トレンド中の精度は高いが、値動きの少ないレンジでは精度が出ない。
ボリンジャーバンド 一定期間の値動きのバラツキから偏差値を表した2本線のバンド。値動きの95%は±2σバンドに収まる。トレンド中のバンドウォーク・保ち合い中のリバウンドなど、値動きの予測に高い精度を発揮する。
一目均衡表 期間の異なる移動平均線を時間軸でシフトさせて表した線と雲。基準線を転換線が上回るタイミングでトレンドが転換する。雲とローソク足の位置関係から値動きを予測できる。日本生まれの指標で、海外でも「ichimoku」の呼び名で使われている。
ストキャスティクス 一定期間中の最安値に対する現在の値を表した線。値幅が定まったレンジ相場で、反転のサインとして見ることができる。短期なら反応の早い%D、長期なら精度の高いSlow%Dを使う。
RSI 相対強度指数。一定期間中の値幅から現在の値の割合を表した線。70%を上回ると買われ過ぎ、30%を下回ると売られ過ぎの目安とし、相場の反転を期待するサインにもなる。レンジ相場で精度を発揮するため、逆張りに使われる。
DMI 方向性指数。直近の高値・安値を基準に値動きの強弱を表した線。+DI・-DIの線のクロスでトレンド転換を見ることができる。ADXはトレンドの強さを示し、25を上回るとトレンド相場・25を下回るとレンジ相場と判断する目安になる。

インジケーターの知識は『ずっと使えるFXチャート分析の基本』にまとめられています。タイトルはFXとなっていますが、もちろんバイナリーオプションにも通用するものです。大変分かりやすい書籍なのでおすすめいたします。